英語の発音について

最近、フッと思ったことがある。

なぜ、日本人は英語が上手く話せないのか。

発音の問題ね。まぁ、英語には「R」だとか「V」といった日本語にはない発音があるから難しいのはわかる。

しかしだ。アメリカ人が話す日本語なんて、もっとひどいではないか。「らりるれろ」はおもいっきり「R」発音。「です、ます」の「す」は母音使いまくりで「ですぅ、ますぅ」。そしてその上で、よくわからん独特のイントネーション。

ってわけで、どっちもお互いの言語を上手く発音できないのだから、日本人の英語が下手でも仕方がないのではないか、と思った。

 

中国人の話す外国語はとてもうまい。

まず、その昔日本にいたとき、数人の中国人と働いたことがあるが、皆、日本語の発音はとても良かった。

そして、ここアメリカでも同じように数人の中国人と働いたが、皆、英語の発音もとてもいいのだ!!

 

そこで、きっと中国語には日本語や英語以上の発音の仕方があって、他言語もわりと上手く発音できるのではないかと思った。

残念ながら、私は日本語と英語を話す中国人しか知らないし、私自身も日本語と英語しか知らない。だから、あまり比較はできなくて中途半端ですまん。

(いや、待った、大学でドイツ語も習ったぞ。でも、ほとんど覚えていない。発音は「R」以外は難しくはなかったが、文法が難しかったことはよく覚えている。)

それで中国語の話に戻るが、最近古い「タモリ倶楽部」で外国語の早口言葉の話題を見た。そのうちの一つが中国語での早口言葉だったが、なんと中国語には400もの発音があると言っていた。やっぱりな~、なんて。

あと、中国は人口が多すぎて、自己主張をしまくらないと誰も話を聞いてくれないらしいね。そのためか大きい声でハキハキと話す人が多く、それも外国語が上手く聞こえる理由の一つだろう。日本人は自信なさげでボソボソ話す人が多いもんね。

 

ところで私の娘は私の日本語の名前を綺麗に言うことができる。息子達はどうだか知らん。(ちなみに子供達をバイリンガルに育ててはいない。でも学校で日本語を習ったし、発音は私から学べるので、日本語の基本はよく分かっている。)なぜアメリカンなアクセントも全くなく綺麗に言えるのか。それは私の母が私を呼ぶのを何度も聞いてきたからだそうで。なるほど。

それで娘にお願いした。私が意識不明の時は、ぜひ、病院に来て私の名前を呼んで欲しいと。こっちのナースがアメリカンな言い方で言っても、絶対に目が覚めないと思うので。

Google もおもいっきり英語のアクセントで私に話しかけてくる。直させようとしたら、セッティングから変えろだとか言って、全く直そうという気配がない。Siriちゃんはどうなのかな。