一番使った料理の本

 

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英語の勉強がしたくて、アメリカ人と付き合っていた私。何かを間違えて結婚までしてしまった。本当、後悔している。。。。。

 

 

まぁ、そんなことは今は忘れて、タイトルの一番使った料理の本だが、長嶋亜希子さんの「私のアメリカ 家庭料理」。彼女は野球の長嶋茂雄さんの奥さんだった人。亡くなった時は本当に悲しかった。それぐらい、私はこの本が大好きだった。

 

この本を買ったときは、まだ結婚していなかったと思う。なんか、夫がうちに来て夕飯を一緒に作るとか言うので、たまたま見つけたこの本を買ったのだと思う。ラザニアを作ったのを覚えている。だいたい実家には、ラザニアみたいな大きなものを焼くための容器がないので、パーソナル・ラザニアになったが、まあまあ良くできた。

 

 

 

その後、結婚してアメリカの分厚い料理の本も買ったが、長嶋さんの本が我が家では一番活躍した。もともと日本人が書いたアメリカ料理の本なので、日本人の私にもアメリカ人の夫にも、両方の舌に合う料理ばかり。シンプルだけど美味しいレシピが多く、前菜からデザートまでいろいろ作った。我が家の定番になっているものも多い。

 

 

そしてこの本の一番楽しいところは、彼女がアメリカに留学していた頃のエピソードを、写真と一緒にふんだんに載せているところ。それなので普通に本として読んでも楽しいので、何度も何度も読んだ。古き良き、アメリカの暖かい家庭の様子が優しい口調で書かれてあり、何度も読みたくなってしまう。

 

 

子供の頃、アニメのスヌーピーを毎週見ていたのだが、アメリカに来て回りがそのアニメにそっくりで驚いた。どこの家も芝生があり、サイドウオークもある。クリスマスツリーを売っている様子は、今もアニメのままだ。外にけっこう無造作にツリー(本物の木)があって、自分の好みの物をピックアップする。夜は暗いので、ちゃっちい電球で明かりを付ける。

 

これと似たようなこと。アメリカ人は、日本の学校がまさに日本のアニメにそっくりで、驚くらしい。私にとってはごくありふれた学校にしか見えないがねぇ。

 

 

今は子供たちはあまり家で食事をしない。よって、毎日かなりの手抜き料理。デザートなんてたまーにしか作らなくなってしまった。久々にこの本からのチョコレート・チーズケーキでも作ろうかな。うちの家族の大好物。

 

 

読んでくれてありがとう。