働いていないこと

体調が悪いのでもう3年も働いていない。たぶん、もうこのまま働かないかもしれない。年齢的にも再就職は難しくなってくるし。なんか、そうなるとすでにリタイアしたおばあさんみたいだね。たぶん、私よりも健康で元気なおばあさんは沢山いるだろう。健康ではないので働けないことは仕方がない。でも、体調が良くなる可能性もあるし。まだまだ先のことは分からない。

 

働いていないと、手紙が全く来ない。そりゃぁね、収入がなかったら何も買えないし。昔は保険会社、車のディーラー、カード会社などなどからDMが届いていたが、今は全くなし。日本では専業主婦が普通に存在するが、アメリカでは主婦も働いていてあたりまえ。日本は保育所の不足などもあって、女性が働き易い環境ではないようだがね。私は主婦もいつでも自立できるぐらいの収入が必要だと思う。まぁ、旦那がすごく稼いでいる場合はのぞくが。

 

私の男友達のひとりは、南アメリカのかなり治安の悪い国からアメリカに移住してきた移民だ。彼は英語とスペイン語を話すし、アメリカと両親の出身国の両方の文化を持っている。移民なので、いろいろ苦労はしたそうだが、彼のお母さんは、女の人に頼らないでなんでもできるようになりなさい、と言っていたそうだ。つまりは、彼女だとか妻に頼らないでなんでもできるようになれ、と。掃除や洗濯はもちろんのこと、料理もできるようになりなさい、と。とてもいい考え方だと思う。私は女だからという理由だけで、家事、育児、食事の支度、すべて一人でやってきた。いや、その方が自分のやりたい方法でできるから楽かもしれないが、料理は毎日はしんどい。育児もものすごく大変だった。

 

また、このお母さんの言うことを女性にむけて言うなら、男(彼氏、旦那)に頼らないでも生きていけるぐらいの収入を得なさい、ということだよね。それだけでも、男性にも大黒柱として働かないといけないプレッシャーがかなり楽になるだろう。また、頼っていた男が病気になったり死別した場合でも、収入があれば心配することは少なくなる。

 

でも、子供がいた場合、そう簡単には共働きはできない。アメリカは保育所はいくらでもあるし、そんなに高くはない。それでも子供が病気の時などは困るだろうと思う。おじいさんやおばあさんに手伝ってもらっている人も多い。私もよく昔は友達や近所の子のベビーシットをしたな。

 

私は全く自立できていないよ。こんな生活になってしまって、両親に申し訳ない。

 

読んでくれてありがとう。