死んだ後はどうして欲しいか

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私の友達(日本人)がインスタに載せていた写真なのだが、彼女の亡くなったお母さんの灰を使って作られた、オブジェ的なものがあった。お母さんは「お墓に入りたくない」、と言っていたそうで、その友達が今も灰を保管しているようだ。


正直、私は「面倒くさい母親だな」と思った。お父さんもお墓には入っていないのかな?普通に仲のいい夫婦だったら、一緒のお墓に入りたがると思うのだが。まぁ、詳しいことは分からないけどね。


私が子供たちに伝えていることは、「私が死んだ時、土葬は絶対にしないで火葬にして欲しい」、ということ。今の日本では火葬が一般的だし、土葬にして日々、少しづつ腐っていくのはなんだか嫌な気がして。それに、火葬の方がずっと安いし。ははは。


しかし、灰になった後はどうして欲しいかまでは考えたことがなかった。私の夫は「隣の州にある、彼の母親のお墓の隣に埋めてほしい」、と若い頃は言っていた。私は、自分には全く関係のない土地、しかもド田舎に埋められるのはいやだったので、当時はそれなりに夫婦らしく生活はしていたが(まぁ、まだ夫に対して情があったってことね)、「私はあんなところ、嫌だからね。」とはっきりと伝えていたし夫も何も言わなかったので、当時からどこに埋められようと自由だったのかな。


これは、子供たちを含め、残された者たちの気持ちもあるからそのうち話し合いたいとは思うが、まぁ、私はお墓みたいなものは別にいらないとは思う。灰になったら、どこかに撒いてくれればいいし。(規制だとかあるのか、調べてみないとわからないけど。)


しかしだねぇ、本当、私って自分を大切にしていないなぁ。「私、立派な母親だもん、猫だってちゃんと世話したもん、いいお墓作ってね」と思わないとなぁ。


ま、それはいいとして、私の父はもう20年以上も前に亡くなった。私はすでに渡米していて、しかも乳児がいたので、お葬式などには全く関与していない。新しく父のために建てたお墓は100万ぐらいしたそうだ。後々は、弟の家族も入ることになるだろうと思って準備をしたようだが、弟は離婚してしまったので、そのお墓は父、母、弟の3人のみが使うことになった。お金にうるさい母は、100万もしたのに3人しか入らないのはもったいないと思ったのだろう、私も一緒に入らないか、と言われたことがある。いやなこった。


読んでくれてありがとう。