卒業式は拷問だ

f:id:Nikkisc:20190321075606j:plain

着なかったガウン

今週のお題「卒業」

 

 卒業式なんて、寒い体育館で卒業生全員が卒業証書をもらうためにじっと耐えていないとならない、拷問のような物だとしか思えない。。。もっと規模が小さな学校だったら、素敵な卒業式になるのだろうか。

こんなのを小学校、中学校、高校と3度も経験した。寒かった。大学の卒業式はきちんとしたホールだったので快適だったし、学生一人づつ証書を受けとることもなかったので(学部ごとに起立した程度)、楽だった。女の子達は袴を着ていたが、なんかほとんどの人が似合っていないなーと思った。一人、レズの友達がいたのだが、彼女は男物の袴ですごく似合っていてかっこよかった。(私自身はたまたま持っていた安いスーツに父の太幅の赤いネクタイをリボンっぽく巻いたのみ。まったく気合いが入っていない。)

 

アメリカでは子供たちの卒業式があったが、吹奏楽部の生演奏付き。合唱部の歌や、なんか選ばれたと思われる生徒のソロでの演奏(バイオリンだとか、マリンバ)もあり、さすがはエンターテイメントの国だと思った。しかし、証書を手渡している間にじっとしていないとならない事は同じ。でも日本みたいにシーンとはしていない。卒業生の名前が呼ばれると、親や親戚、友達がわーわーとさわぐ。証書を渡す時は日本のように形式ばった事はせず、流れ作業のようにさーっと歩いてさっともらって、にこっとわらってパシャッと写真をとっておしまい。気持ちがいいぐらいにさっさと進む。また、卒業式が5月なので寒くはない。

 

私自身もアメリカの卒業式に出られたのだが、面倒だから行かなかった。それなりのドレスの上にポリエステルかなんかの安っぽいガウンを着るのだが、はっきり言って暑い。男性はシャツにネクタイの上にガウン。もっと暑いだろうな。

 

学校や勉強は本当に大変。卒業生達には本当に誇りを持って欲しい。