ヨーグルト

f:id:Nikkisc:20191212124833j:plain

 

私は毎朝ヨーグルトを食べている。プレーンヨーグルトに果物のスムージーを混ぜて少し味をつける。すでに味のついたヨーグルトも売ってはいるが、甘すぎてあまり美味しくないので、いつも自分で味をつけている。


でも、今回はこの写真のヨーグルトがセールになっていたので買ってみた。これは私がいつも食べているヨーグルトと同じもののイチゴ味。食べてみたら甘味が丁度良くてなかなか美味しかった。容器をみると、「25% less sugar」と書いてあるではないか。砂糖が25%少ないから私には丁度いい甘さだったのだろう。


アメリカのケーキだとか、甘いものはどれも日本人には甘すぎる。25%日本のものより甘いか、と言われたらそうかもしれないが、物によっては50%ぐらい砂糖を上乗せしているのではないか、というぐらいにクソ甘いものもある。でも、アイスクリームなんかは日本と同じだと思うが、シャーベットの類いは日本のものよりも遥かに甘くてまずい。


ところで、アメリカで売っているヨーグルトは低脂肪のものが多い。それというのも、昔、誰だったか大統領が、「アメリカ人はデブが多いのでこれからは低脂肪のものを売るようにしよう」、ということで乳製品のほとんどは低脂肪、または無脂肪のものになってしまったからだ。脂肪が少なくなった分、どこかで味を調整する必要があるため、脂肪の代わりに人工的な調味料や砂糖が加えられるようになった。でも、低脂肪のヨーグルトなんて不味くて食べられない。だいたい、ヨーグルトなんて一度に食べるのはコップに半分ぐらいの量だろう。これぐらい、普通の脂肪分の入ったものを食べたって毒ではないだろうに。


この大統領はこの低脂肪政策はよかれと思ってやったことだろうが、実はこれは大きなまちがえだった。大学で栄養学を取っていたときに学んだのだが、私たちを太らせるのは、脂肪や油ではなく、糖分なんだよね。だから、低脂肪で、まずい乳製品を食べやすくするために余計に混ぜられた砂糖が、かえって仇になってしまったのよね。ガンには砂糖は禁物だが、砂糖は取りすぎるとかなり体に悪いらしい。確かに、この政策でアメリカ人が痩せて健康になったとは全く思えない。いまだに不味いヨーグルトを食べさせられているだけだ。。。


私はいつも普通の脂肪分のヨーグルトを買っているよ。なかなか売っていないのだけどね。トランプも国のために一所懸命なのはわかるけど、もう少し勉強して欲しい。大統領も知識がないとよかれと思ってやったことが仇になる。


読んでくれてありがとう。