最近のジャパニーズレストラン

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私が20数年前にここアメリカに引っ越してきたときは、今ほどにいろいろな食べ物がなかった。よく言えばシンプルだったね。今はクッキーだとかポテチですら変わった味のものが多い。私の夫はシンプルなものの中で育ったので、今もシンプル、というか、はっきりいって不味い物を好んで食べる。安くて、いかにも不健康そうなホットドッグを美味しいと言って食べるのは夫だけだ。昔はそんな物しか売っていなかったのだろう。都会なら別だろうが、彼はド田舎の出身だ。

 

今は流行していることもあって、ジャパニーズレストランがどんどんできている。不味くはないけど、自分でもこのぐらいは作れるな、といった程度のレストランが多かったが、今はけっこう美味しいところが多い。アメリカ流の寿司とか。。。派手できれいなやつ。。。ははは。揚げた寿司なんてどんでもねぇってずっと思っていたが、食べてみたらものすごく美味しくてびっくりした。私の子供たちも普通に寿司は食べる。夫は私が作れば食べる程度。

 

そして、昔はこういったレストランでは、アジア人しか働いていなかった。とてもエキゾチックはかんじだった。悪くいうと、アジア人はレストランでしか働けないのではないか、というぐらいアジア人しかいなかった。ちなみに、私の住んでいるところでは、ジャパニーズレストランでも、韓国人のオーナーのところがほとんどだ。`だから、「いらっしゃいませー」とは言ってはくれるが、ちょっと言い方が違うよ、といったかんじ。

 

今はジャパニーズレストランが増えすぎて、普通にアメリカ人、というか白人だとかが働いているところが多い。白人が寿司を握っているとか、ちょっと滑稽なかんじもするが、なんか、かっこいいかんじもする。私が好きなラーメン屋はすごい。きれーいなねーちゃんばかりを採用しているようだ。胸がでかい女の子しか働けない HOOTERS みたいに、きれいなねぇちゃんしか採らないのだろうか。たぶん、昔からある、エキゾチックなかんじのレストランではなく、モダンな、新しいかんじにしたかったのだろう。暗い照明、手作り感満載のおしゃれなブース席、キラキラとしたカウンター席などなど。真っ黒な大きめの器に入ったラーメンもおしゃれだ。ちなみにこのねぇちゃんたちは、きれいなだけではなく、テキパキと働いてくれる。イケメン君はいないのだろうか?

 

こうなってくると、アジア人であることで特することが無くなってくるねぇ。といいつつ、私は長い間保育所で働いていたので、アジア人だろうとなんだろうと関係ない仕事だったが。

 

読んでくれてありがとう。