白人は確かに特別扱い

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なんだか納得できないことが一つ、ずーっとあった。うちの子供たちは白人とアジア系のミックスだ。でも、学校に提出する書類には、当時はミックスの選択肢はなかった。それなので学校に問い合わせてみたところ、「白人とアジアの両方を選択しておいたらいいのでは?」と言われたので、毎年両方にチェックマークを書いていたのだが、100%、勝手に「アジア系」に直されていた。


べつに私の子供たちを白人とみなして欲しい、というわけではない。彼らの体には白人の特徴があるのに、なぜそれが認められず、いつも100パーセントアジア系みたいに扱われるのか、ということが疑問だったのだ。


だが、「白人」として認められるには、4世代だか5世代、白人のみでないとならない。だから、私の子供たちは白人とは認められないのだ。今もって、自分の家族に有色人種が混ざることを嫌う白人はいる。


それなので、実は私の夫も白人と認められるのかは怪しい。彼にはアメリカ・ネイティブの血が混ざっているのだが、彼は白人の家系、丁度4世代か5世代ぐらいなのかな。じゃ、白人か。でも、肌なんか白人の肌ではないけどね。赤っぽい、いかにもネイティブみたいなかんじだけどね。


私の長男は、職場の同僚に「あなたは白人ではないけど、それってどんなかんじなのか?」と聞かれたそうだ。長男はちょっと冗談っぽく、「あまり日焼けしないからいいよ」と答えたと言っていた。実際、彼らの年代だとあまり人種差別的なことはないらしいし、長男もミックスであることに何もコンプレックスなどは感じてはいないそうだ。


読んでくれてありがとう。