なるべく若者の文化にも興味を持つようにしている

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若者はいつも年寄りに嫌われる、悲しい存在だ。「最近の若いもんはなぁ」といつの時代も言われている。(最近は「老害」などという言葉もあるが。)今の若い人達は「ゆとりの世代」で片付けられるのかな。


私が若いときはどう言われていたのだろう。バブル崩壊の直後、日本がさみしくなり始めた頃だった。就職は難しくなり始め、リストラという言葉もよく聞くようになった頃。それでも、まだバブルの陰りはいくらか残っていたし、就職だって欲を言わなければ、そこそこの仕事に就けた。

 


私は若者の文化はなるべく気にするようにしている。自分の子供がまだ若いから、いうこともあるが。今の世の中、どんどん変化していくので、追い付いて行くのも大変だ。

 

夫は全く時代についていけない、困った中年になってしまった。車を買い換えた時、CD プレイヤーがついていなかったから注文した、と言うではないか。プレイヤー本体と取り付けるための費用で結構な額になるのにちがいない。「あんたね、MP3 プレイヤー持ってるでしょ。それ、車で使えるよ。20~40ドルぐらいの部品買えばいいだけだよ。」と私。彼はピザのオーダーは未だに電話だし。ちなみにスマホも持っていなかった。なぜだ。。。


夫がスマホを買った経緯。彼と息子は古いジープ・チェロキーで3時間ほどかけてグランパの家に行くことになった。息子はその時は就活中で携帯は解約していて、「あんな古い車、もし途中で壊れた時、携帯なしじゃ怖くて行きたくない。」と言い出した。それはもっともなことだ。それで、クリスマスでグランパの家に行く予定だったが、携帯がないことを理由に行かないことに。当然、グランパに「携帯ぐらい買いなさい、クリスマスに来ないなんてなんつーこっちゃ」、みたいなことを言われたようで、あまり聞きなれないスマホを買ってきた。

 

しかし、せっかく買ったのに全く持ち歩かないので、持っている意味がない。私たちは分からないことがあったらすぐにスマホで調べるが、彼は誰かに聞く。「自分で調べれば?」と言っても自分では何もしない。何のためのスマホやコンピューターなのか?ゲームも未だに2D のゲームをやっている。完全に90年代の頭で止まっている。

 


日本の若者の文化は、ある程度知っているぐらい。AKB うんたらとか、よく分からないし。というか、子供の頃からアイドルにはあまり興味がなかった。基本、楽器ができる人が好きなので、ただ歌って踊っているだけのアイドルには興味がなかった。チェッカーズはバンドだったから、少しは好きだった。

 

ある程度でも、知っていて良かった日本の若者の文化の話し。ある日、息子がローマ字で書かれた長い言葉を見せてきた。この言葉の意味を教えて欲しいというのだが、読むのが面倒で「そんな長いの、読めない」だとか言ってしまった。それで彼が読んだのだが、その言葉はなんと「中二病」だった。アメリカ人がよくそんな言葉を知ってるもんだとびっくりしたが、私はそれぐらいは知っていたので説明した。考えてみると、アメリカでもアホなことをするのは中二ぐらいが多いかも。ちょうど Tide Pod Challenge が流行っていた頃で、主に中学生が面白がってやっていた。

 

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そんなわけで、ある程度は知っていないとダメな時があるのでね。「ゲゲゲの鬼太郎のゲゲゲって何?」と聞かれたこともあるが、ゲゲゲって何?


読んでくれてありがとう。