また借金が増えた

f:id:Nikkisc:20190727143910j:plain

 

家のメンテでまた借金が増えてしまった。特に今必要なメンテでもないのに、計画性のない夫は高額なのにそのメンテをやってもらうことになった。夫がセールスマンの言うことを信じきるのもいけないのかもしれない。セールする方も、うちの状態を見れば毎日の生活でいっぱいいっぱいなことは分かるだろうに、無理矢理売り付けてきた。ローンを組むために、うちの年収まで聞いてきたくせに売ることしか考えていない。この年収で、この年で、無理矢理さらにローンを組ませるなんて。人情もなにもないやつだ。

 

私たちが住んでいる家は、50年近くたっている、古い家だ。日本だったら、そんな古い家は取り壊しになるだろうが、アメリカでは中古でもかなりいい値で売れる。実際、この家も買った当初(20年前)よりも1、5倍ぐらいの値に今はなっているらしいが、貧乏すぎてメンテをほとんどしていないので、そんな値段では売れないだろう。

 

夫は車のローンが払い終われば余裕で払える、というが、彼の買った車ってのがめっちゃマイルがついた車で、きちんと整備はされていたようで今のところは問題がないが、やっぱりエンジンとかいつダメになるかと思うとねぇ。正直、ローンが払い終わった頃に壊れるのではないのかと心配なのだが。ちなみにこのローンは来年の2月だかに終わるらしい。

 

なんだか、とても気が滅入ってしまった。結婚するまで、こんなに貧乏な生活はしたことがなかった。夫は自分はずっと貧乏だったから、と言うが、「なんでリッチになろうとしないの?」と思わず言ってしまった。もちろん、夫は何も言い返さなかった。

 

私の父は私が結婚したとき、金銭についてだけが心配だ、と言っていたらしい。彼は英語は分からないので、夫のことはあまり理解はしていないと思うが、なぜ金銭面で心配だったのか。

 

たぶん、こんなことが理由だと思う。夫の父親は私たちが結婚する少し前に再婚したばかりだった。家はもちろんのこと、家具までローンで買ったと言っていた。彼らが乗っていた車は、いかにも古そうなバカでかいアメ車だった。今は日本は景気が悪いので、そんな生活も普通かもしれないが、25年前の日本のサラリーマンだったら、40才半ばで家や車以外のローンがあるなんて考えられなかった。けっこうな額の貯金を持っていて普通だった。しかし、家具すらも現金で買えないこの父親家族、私もちょっと呆れた。結局この父親は50歳代の頃に自己破産した。若気の至りでついカードを使いすぎてしまい、自己破産した、とかいうのなら分かる。50歳もすぎて自己破産って、めちゃくちゃ恥ずかしい。私もね、なんかおかしいな、とは思っていたのよね。家具までローンで買うような人が、バイク2台も持ってたりしてさ。しかも1500ccのバカでかいやつ。しょっちゅうキャンプには出掛けていたし。よく、そんな金あるな、とは思っていた。

 

この父親はものすごくいい人なんだよ。でも、きっとどこか賢くないところがあるのだろう。貧乏だったのに、夫が子供の頃は、高額だった子供用のトランポリンだとか、これまた当時はかなり高額だったであろう、コンピューターまでも買っていたらしい。貧乏すぎて、夫なんて13歳の頃から働かされていたのに、どこにそんなものを買うお金があったのか。。。

 

そんな親の子だもん、そりゃぁ金銭面で心配にはなるよな。お父さん、ごめんなさい、と言いたくなってしまう。

 

この間は、自分はそこそこ幸せだと書いたけど、幸せじゃないね、やっぱり。今、こんな状況を一所懸命に受け入れようとしているところ。あんまりいろいろ考えすぎるのは良くないからね。overthinking is killing youと言われているぐらいのなので。

 

いつも以上に愚痴丸出しですみません。もし、全部読んでくれていたら、本当にすみません。