車の運転をほぼ諦めた

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私は身長143センチの超チビだ。それでも車の運転をしないと、ここアメリカではやっていけない。夫のマニュアルのジープチェロキーでの運転の練習の結果、背が低すぎてマニュアルは無理、と分かって(クラッチを踏むのが困難)、それからはオートマの車を運転していた。


しばらくはマツダのスポーツカーを運転していた。チビな私には、日本産のスポーツカーぐらいしか運転できる車がなくてね。。。スポーツカーの運転はむちゃくちゃ楽しかった。まず、なんといっても早い。自分でシフトできるのも良かった。


でも、ある大雨の日、ホンダのミニバンの後ろを走っていたら、その車から水をバーっとかぶって、前が全く見えなくなった。「私は車に乗っていてもチビなんだ」、と思ってちょっと悲しかった。


このスポーツカーはちょっと難癖があり、けっこう修理が必要だった。タイヤも履き替えたかったのだが、夫には十分な収入がなく、タイヤを買うことはできなかった。そのあたりで、「うちには車2台を持つまでの収入がないのだな」、と思い、その車は売って、夫の車1台でやり過ごすことを思い立った。


その頃は私の健康状態も悪く(更年期だとか、アトピー)、仕事ができる状態ではなかったので、車1台でいいかな、と思ったのだが。。。夫の車は今はホンダのアコードだけど、私が運転するにはちょっと大きい。


ある日、「チビにお勧めの車」ってのを検索したら、SUVとかの背が高いのがお勧めらしかった。でも、私が欲しいのは「私の体に合った車」だ。ちゃんと足が床につき、つま先ではなく足全体でアクセルが踏める車。いや、靴底がかなり厚い、マーティンの靴を履いて運転しても足が届かないのよ。涙。。。


ま、こんな小学生程度の身長しかない奴に運転できる車なんてなくてあたりまえか。ということで、ごく近所の店には運転していくが、それ以外は夫に運転して連れて行ってもらうことにした。残念だけど、仕方がないね。運転、好きなんだけどなぁ。


読んでくれてありがとう。