今週のお題「雪」

あまり雪が降らないところに住んでいるので、雪について何を書こうかとちょっと考えた。でも全然降らないわけではなく、冬の間に数回雪を見る。そんな場所なのだがね。

それで子供の頃の思い出でもないか、と思ったがみつからない。唯一思い出したのは、中学生の頃のこと。

 

私たちの班はその週は外の掃除の当番だった。外掃除は草むしりや、落ち葉や花びらを掃いたりといったことをしていた。狭い室内の掃除と違って開放感があるし、担当の先生はそう頻繁には様子を見に来なかったので、遊び半分で掃除をしていた。

雪の時は雪かきでもしていたのだろうか。私が覚えているその日は、雪が20センチぐらい積もっていた。たまに降った雪だ、雪かきどころではなく、雪だまを作って投げたり遊びまくった。

 

挙げ句の果てには、小さな鎌倉を作った。人ひとりがやっと入れるぐらいの超ミニサイズだったが、順番で中に入った。私はその頃からやぐっちゃんサイズだったので、最初か2番目ぐらいにはその鎌倉に入ることができた。子供なりにどれぐらいのサイズなら入れるか、小さいものから順に試したのだ。その鎌倉は小さすぎて、けっこう出入りが大変だった。たぶん、手をついて体を起こせるぐらいの空間もなかったのだろう。

 

余談だが、中学の頃の掃除で思い出したこと。それは体育館の掃除。あの広い床を、確か一人5往復ぐらい雑巾がけさせられた。それが終わったら体育館の端を一周してまわる。いい運動にはなるが、メチャクチャつらかった。ここの担当は筋肉ムキムキの体育の先生。生徒達がダラダラと休みながら雑巾がけをしている間を、パーっと一気に駆け抜ける。もちろん、雑巾がけで。自分はさっさと5往復+体育館一周を済ませ、残りの時間は生徒達にハッパをかけていた。「休んでないでささっとやるよー」みたいに。

なんか中学時代は楽しかったな。