元気がない時に聴く音楽

You Rock Foundation で、元気がない時に聴く音楽は何か、と質問していた。私の娘は数年前に鬱になり、本人はもちろんのこと、家族皆もかなりつらいおもいをしたので、影ながらこういった団体を応援している。


You Rock Foundation は、音楽によって鬱を吹き飛ばそう、みたいな主要がある。SLIP KNOT のコーリー・テイラーは、鬱だった時に音楽を作ることで鬱から解放されたそうで、自分の辛い気持ちを音楽にすることで、心うちを整理できたのだろう。私の娘はカウンセラーに日記を書くことを勧められたが、そうやって何かに書き出したりすることがきっと治療の一つになるのだろう。

 


私は鬱にこそはならないが、元気がない時はある。ただ単に疲れていたり、何か嫌なことがあった時は、私だって元気がなくなる。でも、正直いってそんな時は音楽は聴かないな。ロック系なんて特に聴かないわ。アトピーが酷いときなんかは静かな音楽を聞いていたのだが、いつもうるさいロックを聴いていたので、息子はびっくりしていた。「何聴いてるの?なんかモールとかでかかっていそうな音楽だね」と言うので笑ってしまったが、静かなポップ系というか、ノラ・ジョーンズだとかがかかるステーションを聞いていた。


でも、いつ聴いても元気にしてくれる音楽はあるね。ティーンの頃に聴いていた80年代のメタルは、まぁ、いろいろと思い出があることもあって、いつでも元気にしてくれる。MOTLEY, RATT, BON JOVI, VAN HALEN あたりは嫌いになることはなさそう。

 


最近のバンドだと、SHINEDOWN がいいかな。彼らの曲はかなり心に響く。わりと最近の曲、"Get Up" はかなり分かりやすい詩で超ストレートな歌。「立ち上がろう、今から始めよう。信じてよ、君ならできるよ」という曲。彼らのコンサートでもそんな感じのメッセージを強く伝えてくる。恥ずかしながら、私は彼らのコンサートでちょっと泣いてしまったことがある。「何もパーフェクトなことなんてない。でも、みんなには音楽や自分たちみたいなバンドがあることを忘れないで欲しい」と言われたとき、自分はずっと音楽があったからここまで頑張れたことを思い出してホロッと涙よ。辛かった高校時代、「あと2ヶ月でコンサートだ。それまで頑張ろう。」といったかんじで、コンサートを区切りにしてどうにか生きていた。大人になった今も、コンサートは大好き。

 


おまけ。アメリカで大学に通っていた時、ある先生はモチベーションを上げる歌を皆から集め、出席を取ったり、エッセイを回収したりしている間に皆があげた音楽をかけてくれた。私は BON JOVI の " Living on the Prayer" と、NICKELBACK の "Photgraph " を提案した。その時は皆、その先生のアイデアは気に入っていたが、たまに「は?なにそれ」状態で誰も乗ってこない時もあるそうで。

 

 

読んでくれてありがとう。